長期不在のときにエコキュートはどうするべき?わかりやすく解説

公開日:2023/11/15

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電気でお湯を沸かし、地球環境にも家計にも優しいエコキュート。導入しているご家庭も多いでしょう。しかし、出張や旅行で長期不在のとき、エコキュートはそのままでいいのか悩んだことはありませんか?そこで本記事では、長期不在のときにエコキュートにする適切な対処をわかりやすく解説します。

長期不在のときはエコキュートをどうするべき?

エコキュートは、電気料金が安い夜間の時間帯に、1日分のお湯を沸かしてタンクにためておき、ためたお湯を日中や夕方に使います。この「お湯をためておく」という仕組みが、長期不在のときの悩みのタネとなるのです。

実際に、エコキュートに適切な対処を行わずに、長期間家をあけることはおすすめできません。では、具体的に長期不在のときはどうすればよいのか、次の章から解説していきます。

長期不在前にしておくべきエコキュートの対処

長期不在前にしておくべきエコキュートの対処は、家をあける期間によって異なります。ここからは、家をあける期間別でエコキュートの対処法を見ていきましょう。

2週間以内の不在

家をあける期間が2週間以内のときは、「沸き上げ休止機能」を活用しましょう。エコキュートは、通常毎日夜間にお湯の沸き上げを行っています。沸き上げ休止機能は、お湯を沸かすのを休止してくれる機能です。

期間を設定できるものが多いので、帰宅するまでの期間を設定すれば、帰宅後すぐにお湯を沸かせます。

2週間~数カ月の不在

家をあける期間が2週間~数か月の不在のときは、水抜きと電源OFFをする必要があります。エコキュートは、タンクの水量が減った分、新しい水道水が入ります。長期不在のときはタンクの水量が減らないので、当然水もたまったままです。

すると、カビなどの細菌が繁殖する可能性があります。そのため、2週間〜数か月不在にするときは、水抜きを行いましょう。水抜きの方法は機種やメーカーによって異なるため、取り扱い説明書を見て正しく行ってください。一般的な水抜きの手順は以下のとおりです。

・漏電遮断器をOFFにする

・給水止水栓を閉じる

・逃がし弁を開けて、貯湯タンクに空気を入れる

・排水栓をあけて1~2分排水します

・給水止水栓を開けてタンクに水をためる

・逃がし弁を閉じて、漏電遮断器をONにする

また、水抜きをしたあとはの電源をOFFにしておきましょう。電源をOFFにすることで、電気代の節約だけでなく、漏電や火災の防止にもつながります。

長期不在から帰ったあとの手順

家をあける期間が2週間以内で沸き上げ休止機能を活用していたときは、帰宅後すぐにお湯を沸かせます。ただし、家を空けている間は、タンク内の水がたまったままのため、使うときは1~2分ほどお湯を流して捨てましょう。

飲用にも使用しないでください。2週間~数か月の長期不在で水抜きと電源OFFを行っていたときは、帰ってきたら、まずタンク内に水をためましょう。タンクが満タンになるまで水をためたら、電源を入れます。

タンクに水を張り始めてからお湯が沸くまでは、4~5時間かかることが多いです。

水抜きはメンテナンスにも

長期不在前の対処法として行う水抜きですが、実はメンテナンスにもなります。一度タンク内の水をすべて捨てて電源を切ることで、エコキュートの寿命を延ばせるのです。

長期不在時の対処と同時にメンテナンスもできると考えれば、一石二鳥でしょう。もし長期不在にすることがあまりないという方でも、年に2~3回水抜きをすることをおすすめします。

長期不在でエコキュートをそのままにするとどうなるの?

長期不在の際にエコキュートに適切な対処を行わないままでいると、どうなってしまうのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

無駄な電気代がかかる

長期不在の際にエコキュートに適切な対処を行わないと、不在の間も毎日お湯を沸かし続けることになります。すると、無駄な電気代がかかってしまいます。

ガス給湯器に比べて光熱費を節約できるエコキュートですが、長期不在で無駄な電気代がかさんでしまっては意味がありません。1~2日の外出ならそのままでも問題ありませんが、2週間以上家をあけるときは、電気代に大きく影響するので、必ず対処しましょう。

タンクの水が汚い状態になる

前述したように、タンク内の水が長期間たまったままだと、カビなどの細菌が繁殖してしまい、非常に汚い状態になります。たとえ毎晩お湯を沸かし続けていても、同じお湯を沸かしているため、細菌の繁殖は防げません。

冬は凍結する可能性がある

にエコキュートに適切な対処を行わずに長期不在にしてしまうと、凍結する可能性があります。エコキュートは屋外に設置されているため、外気温の影響でタンクや配管内にある水が凍結してしまうのです。

最悪の場合、凍結によって破裂してしまうこともあります。冬場に長期不在にする場合、水抜きだけでなく配管内の水も抜くようにしましょう。

まとめ

エコキュートは、電気料金の安い夜間に自動的にお湯を沸かしてくれる画期的な住宅設備です。しかし、旅行や出張などで長期間家をあけるときは、電気代が無駄になったり、水が汚くなったりと、デメリットが発生してしまいます。きちんと適切な対処を実践すれば、光熱費の節約ができ、帰宅後も綺麗なお湯が使えるでしょう。せっかく導入したエコキュートを賢く使うためにも、長期不在の際は、不在期間に合わせた対処法を実践してみてください。

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